9年目に入る、【もりのいえ お醤油倶楽部】。会員制のお醤油づくりのグループです。
当初は麹を購入してお醤油を仕込んでいましたが、3年前からは地元の麹室で自作した麹を仕込むようになりました。
そして今年も素晴らしい麹が育ちました!
もう、ふわふわのもこもこです!口に含むと何とも言えぬ甘さが広がります。
麹づくりは、麦を炒って砕く作業から始まります。
次に一晩浸けた大豆を蒸して、
それに「もやし屋」さんから手に入れた麹の種を撒き、
炒った麦を加えて混ぜて、
「ろじ」と呼ばれる小箱に移して、麹室で重ねて置きます。
麹室では炭を置いて、25〜28度で温度管理します。
時折、手入れをして麹をならします。
こうして温度管理すること3晩、見事な麹が育ちました!
今回は私が見る限りでも最高の麹です。
本当にふわふわのもこもこです。
この麹を剥がし、
塩を入れて混ぜて、
水を加えて醪(もろみ)の仕込み完了です!
3樽仕込みましたが、それぞれ水分量を変えてみたので、仕上がりが楽しみです。
この樽を一年間管理して、来年1月に搾ります。
「お醤油づくりは暮らしの一部である」とのコンセプトで、素晴らしい仲間が育ってきました。毎年の美味しいお醤油とともに、素敵な財産です。
本当に有り難いことです。